高校物理でエントロピーの法則を学んでから、宇宙を支配する絶対的法則として捉えていた。
秩序から混沌へ、その流れは一方通行で不可逆。
それが、息としいける物を支配しているのだと考えていた。
が、最近読んだ「禅的生活」でその考えは脆くも崩れ去った。
混沌からの秩序への流れが存在する、そうした考えを提唱した人がいたのだ。
プリコジン、散逸構造論でノーベル賞をとった大先生。(勉強不足で恥ずかしい限りです。。。)
プリコジンは、わずかな確立ながら、自然現象のなかにはエントロピーの増大(無秩序率の拡大)に逆らって再結晶化(秩序化)する分子運動もあるのではないかと考えた。
そしてその可能性を「ゆらぎ」と定義した。
プリコジンについては今後勉強するが、「ゆらぎ」を内包した世界。
それが現実的な世界ということなのだろう。
2007年8月24日金曜日
エントロピーの法則を補うもの
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