2007年4月20日金曜日

続・エントロピーの法則

エントロピーの法則について補足説明。

エントロピーの法則とは、
物質とエネルギーは一つの方向のみに、すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、あるいは利用可能なものから利用不可能なものへ、あるいはまた、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する
ということ。

ポイントは、「方向が一方方向であるという点」「秩序から無秩序へ向かうという点」である。

つまり、閉じた系で物事を捉えた場合、全ては価値から始まり、絶えず混沌と荒廃へ向かっていくということである。
使用可能なエネルギーを全て使い尽くし、後には混沌とした世界が残る。。。なんか地球の未来を予想しているような。
(※ちなみに悲観的に受け止めることではないと考えています)

ただ、変わらないことの大切さ。本質を見る大切さがを再認識することが大切かと。

そのときに、時間を超越した現実を捉えようとするシュルレアリスムに行き着いたのです。
現実の中の超現実。

その欠片を拾い集めることが、私の絵を書くという意味と思います。

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