2007年4月4日水曜日

企業戦略で重要な相対感

企業経営で重要なことは、競合他社に対し相対的に優れていること。
戦略立案しかり、提供製品/サービスしかり、すべBESTの答えではなく、BETTERの答えである。
一歩でも、半歩でも競合より優れていることが全てなのだ。

それに比べ、芸術の世界は絶対的な価値観が求められている気がする。
だからこそ、芸術の世界に憧れがある。

では、なぜビジネスの世界では相対的な価値観が求められるのか。
それは全て、時間と言う概念に支配されている世界だからと思う。

人間が時計を開発し、時間を定量的に測れるようにした。
その時から価値観が絶対から、相対に移り変わってしまったのではないだろうか。
時間に追われるビジネスマンを見ているとつくづく思う。
よく言うと時は金なりだが、時間の奴隷と化している現代人の姿がそこにある。
それが現実なのだ。

この現実をどう捉えていこうか。
それが、シュルレアリスムにはじまり、ど素人がアートの世界に足を踏み入れたトリがーである。

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